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【スタッフコラム】日常に少しの変化を、じぶんに変化を

編集スタッフ:Miyu


先日、かなり久しぶりに小旅行をしてみました。

といっても、街で思いっきり遊ぶのではなく、
のんびりと自然に触れ合いに。
それでも超インドア派のわたしにとっては新鮮なことで、
前日は修学旅行前のような気分になりました。

「休日はなにしているの?」

そうランカルスタッフ・ナツに尋ねられて
私が答えることといえば、
「YouTubeでゲーム実況を見たり、溜まっていた海外ドラマを見たりかな。」
と『超』がつくほどインドアなことばかり。

休日はアウトドア!自然派!なナツからすると、
わたしの休日の過ごし方は考えられないようで。

「ほんともったいない!今度の休み、一緒にちょっと遠出でもしようよ!」
その彼女のひとことがきっかけで
今回の小旅行が決まりました。

* * *

いつもより少しだけ早く起きて。
いつもは使わないリップをつけて。
いつもと違う服を身につけて。

普段と違うからこそ、旅行感が出るもの。
なんだか気分も一気に上がり、
駅までの足取りも軽やかになりました。

約2時間ほど電車に揺られ、ついた先は海岸
ほんのりと海の香りがする、やわらかな風にあたりながら、
ただ他愛もない話をするだけの時間。

「あの映画見た?ラストシーンの主人公かっこよかったよね。」
「このカフェのごはん、美味しいらしいよ。今度ランチで行こうよ。」

コーヒーブレイクで話すような話を
水平線をぼーっと眺めながら、永遠とする。
ゆったりと時間を過ごすのは、
忙しなく日々を駆け抜けることとはとても対照的でした。

特にこれといって、今日の目的があったわけでも、
なにかを成し遂げたわけでもないけれど、
1日が終わったあとにはなんだか充実感がありました。

* * *

誰にとっても「変化」はひとつの挑戦に近いものではないでしょうか。
新しい世界に飛び込むのは勇気がいることで、
誰かに背中を押してほしいときもあります。

でも、少しの変化は日常に新しい色を加えてくれて、
変わり映えのなかった1日を鮮やかにしてくれます。
その変化は、きっと特別なことではなくても、
いつもとちょっとだけ違うこと、新鮮に感じることでも良いんだと思います。

ルーティンをコツコツとこなす毎日から、
じぶんが心地よいと思う空間から、
ちょっとだけ足を伸ばして、新しいことに触れることも
自分には必要なのかもしれない、そう気づかせてくれた休日でした。