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英語で褒める時はどう言えばいい?褒め言葉26選と注意したい点を解説!

編集スタッフ:Nosuke

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英語で褒める時ってどう伝えたらいいんだろう?
今すぐ褒めたい人がいるのになんて言えばいいかわからない!
『さすがですね!』と目上の人に伝えたいけど、丁寧な英語フレーズが思いつかない!

この記事を読んでくださっている方はこのように感じているのではないでしょうか。

日本と比べ、フランクに相手を褒めたり、尊敬の意を言葉で表す文化がある英語圏では『褒める』フレーズも押さえておくとコミュニケーション上手にグッと近づくことができるでしょう。

「私が英語を学びたての頃は、具体的なフレーズはもちろんのこと、そもそも『褒める』を意味する単語すら知りませんでした…。」

そこで今回は英語での褒め方を知りたい!」「いつでも使いこなせるように学んでおきたい!という方に向けて、ビジネスでも使える英語の褒め方と、褒める際の注意点についてご紹介していきたいと思います。

この記事を読んでいただけたら、今悩んでいることも解消されること間違いなしです!

【 目次 】

1.「褒める」を意味する英語
2. 褒める時に使える基本の英語フレーズ

1.「褒める」を意味する英語

まずは褒めるを意味する英単語をご紹介していきたいと思います。

praiseは「なにか難しいことや大きなことを成し遂げた」などといった、行動に対して褒める時に使います。

こちらも褒めるという意味の英単語ですが、行動に対する「praise」に対し、「compliment」はその人が身につけているものや、髪型に対して褒める時に使います。

なのでこの2つは状況に応じて使い分けることが大切です。

こちらは少し硬い表現になりますが、「praise」と同じニュアンスで使えるので覚えておいて損はありません!

日本語では行動や物に対して「褒める」を使い分けることはありませんよね。

しかし英語で褒める際はご紹介した通り、状況に応じて使い分けなければならないので、praiseって行動に対してだったっけ?物に対してだったっけ?」と迷うことのないように、しっかり覚えておきましょう。

2. 褒める時に使える基本の英語フレーズ

ここまで「褒める」を意味する英単語についてご紹介してきましたが、いざ自分が相手を褒める時に「私はあなたを褒めます。」とは言わないですよね。
なので「さすがですね。」「すごいですね。」などといった表現を覚えておく必要があります。

そこで、実際に褒める時に使える簡単な英語フレーズについてご紹介していきたいと思います。

こちらは日本語でも馴染み深く、気軽に褒めたい時に使えるフレーズです。

なんか『Nice』だけだとそっけないというか物足りないな。」 と感じた時は、 ”Nice”の前に『very』や『really』など強調表現ををつけるといいでしょう。

強調表現についてはこちらでもご紹介していますので、合わせてチェックしてくださいね!

【気持ちをはっきりと伝えよう!】簡単にできる英語の強調表現♪

こちらは友達同士はもちろん、ビジネスシーンでも使えるフレーズなのでとても万能です。

 

こちらは「great」よりも強調したい時に使い、信じられないくらいのすごさを褒める際に便利なフレーズです。
amazing」と同じ程度の言葉で、「wonderful」も使えるので、セットで覚えておくと良いでしょう。

他にも「fantastic」や「excellent」といった褒め言葉があったり、カジュアルな言葉として「awesome」が使われることもあります。

たくさんありすぎて覚えられるか不安」と感じるかもしれませんが、心配はいりません。

実際に会話の中で使ってみることが、語彙力を鍛える一番の近道です。
単に単語だけを覚えようとするよりも、その単語を使用する状況とセットで覚えていくほうが実践的で覚えやすいんです!

焦らず1つ1つ、丁寧に覚えていきましょう。 

3. 褒めることによって会話がスムーズに

ここまでたくさんの褒め言葉についてご紹介してきましたが、褒め言葉はただ褒めるためだけにあるのではないんです。

「どういうこと?」ってなりますよね。
実は褒め言葉というのは会話を弾ませる糸口として有効なんです。

例えばみなさんは初対面の人と友達になりたい時やもっと仲良くなりたい人がいる時、ビジネスの重要な取引の前に雰囲気を和ませたいなどと感じたことが1度はあると思います。
そんな時に会話が弾まないと気まずくなってしまいますよね。

そこで会話の際に相手を褒めた後、それに関連する話をすることによって会話を楽しく弾ませて良い雰囲気を作ることができます。

実際にこれからご紹介する例文を見て、褒め上手になっていきましょう。

服装や持ち物を褒める場合

Ari ドイツ出身
Nice to meet you. I’m Ari.
(はじめまして。Ariです。)


Nice to meet you too. I’m Kenta. I like your watch.
(はじめまして。ケンタです。良い時計ですね。)

Ari ドイツ出身
Thank you!  This was my first tailored watch.
(ありがとう!初めてオーダーメイドで作ったんだ。)


Very nice! Where did you have it tailored?
(素敵な時計だね!どこで作ったの?)

このように褒めた後に質問をすることによって、会話が膨らんでいくのがわかりますよね。
褒め上手になる=会話上手になれるんです。

英語において重要なコミュニケーション力が高くなるというメリットもあるので、英語での褒め方を知っておくことは大切でしょう。

外見を褒める場合

Meya ポーランド出身
Nice to meet you. I’m Meya.
(はじめまして。Meyaです。)


Nice to meet you too. I’m Kana. I like your hairstyle!
(はじめまして。カナです。髪型が素敵ですね。)

Meya ポーランド出身
Thank you! I had my hair cut by my friend.
(ありがとうございます。友達に切ってもらったんだよね。)


Really? Please introduce him to me next time.
(ほんと?今度私に紹介してよ!)

髪色やネイルなどの変化に気づいてもらえると嬉しい気持ちになりますよね。
ただ、外見を褒める際は注意すべき点があるので「褒める時の4つの注意点」で詳しく解説します。

仕事の出来を褒める場合

natsu
You are quick at work. Good job!
(カナは仕事が速いね。すごいよ!)


Thank you. I’ll work my hardest to live up to your expectations.
(ありがとうございます。期待に応えたいので頑張ります!)

natsu
I can see why everyone likes you.
(カナがみんなから好かれる理由がわかるよ。)

仕事の場面で同僚や部下を褒めることによってその人は嬉しい気持ちになるし、何よりもっと仕事へのモチベーションが上がります。

そしてこのようにコミュニケーションをすることによって職場の雰囲気も良くなるので、仕事への評価というのは積極的に行うと良いでしょう。

4. 褒める時の4つの注意点

日本と異なる文化を持つ欧米圏では、褒める上でちょっとだけ気をつけるところがあるんです。
せっかく褒め言葉を学んでも、相手を不快にしてしまったら大変ですよね…。

ここでは褒める時に注意したい4つの点をご紹介していきます。

英語フレーズとともに、一緒に押さえていきましょう!

外見を褒める際は生まれ持ったものでない容姿以外は褒めない

1つ目は外見を褒める際は、生まれ持ったものでない容姿以外は褒めないことです。

生まれ持ったものでない容姿ってなに?と感じた方もいると思います。

髪色」「ネイル」などが生まれ持ったものでない容姿になります。
なのでそれら以外の「目が大きい」「鼻が高い」などといったことについては触れない方がいいんです。

もちろん日本ではそういった言葉は褒め言葉として日々使われていますが、英語圏では失礼に値してしまうこともあるんですよね…。

特に「skinny(痩せている)」という単語は要注意です!
日本で「skinny」というとスキニージーンズが思い浮かび、悪い単語には思えませんよね。
しかし英語圏での「skinny」にはネガティブな意味合いがあり、「痩せてガリガリ」といったニュアンスの単語なんです。

日本人としての感覚で外見を褒めてしまうと、時には相手が不快に感じてしまうこともあります。

外見よりも持ち物や髪色などを褒めてみましょう!

同じ単語ばかり使わない

2つ目は同じ単語ばかりを使わないことです。
というのも外国では同じ単語を繰り返すことを避ける傾向があるんです。

この記事でたくさんの褒め方についてご紹介してきましたが、その中で1つだけを選んで、そればかり使うというのはやめておいた方が良いでしょう。


「ちなみに私が最初に知った褒め言葉は『very good』で、いつもそればかり使っていたんです。すると英語ネイティブから『あなたはいつも「very good」しか使ってないから他の表現の仕方も覚えた方がいいよ。』と言われちゃったんです…。」

それからは様々な褒め方を学び、同じ単語ばかり使うことから卒業できました。

あなたもゆっくりでいいので褒め言葉のボキャブラリーを増やしていきましょう。

過度に褒めすぎない

英語圏では日本よりもフランクに褒める傾向がありますが、褒める度合いには注意しましょう。

やたら褒めてしまうと、相手は「本当に思ってるのかな?」と不信に思ったり、場の空気が乱れてしまう原因になります。

日本語で想像してみましょう。
みなさんが相手の髪型を気に入って褒める時に、髪型めっちゃいいよ!本当に。長さが絶妙だし絶対モテるよ。まじで最高!と、ここまでは言うことは少ないですよね?

きっと「髪型めっちゃいいよ!似合ってる。」くらいが多いのではないでしょうか。
なので英語で褒める時もただ褒めまくれば良いということではありません。
時と場合に応じて褒めることが大切です。

目上の人を評価する時は、褒め言葉ではなく感想を言う

ビジネスシーンにおいて、上司の仕事ぶりに「すごい!」と思うことは誰しもありますよね。

でも、上司に向かって「〇〇さんは素晴らしいですね。」「〇〇さんすごいですよね。」というのは失礼な感じがしてなかなか言えません。

なのでその場合は「I leraned a lot.(勉強になります)」などといった感想を言うと、上司も素直に嬉しく感じるのでおすすめです。
また単に感想を述べるのではなく、具体的にどういうところが勉強になったのかをプラスで伝えるとなおさら良いでしょう。

5. カジュアルに使える!リアル褒め言葉フレーズ

最後にカジュアルに褒めるときに使いたい英語フレーズをたっぷりご紹介します!

ビジネスの場面では好まれない表現も含まれていますが、友だちや親しい間柄ではよく使われる表現になるのでチェックしておきましょう!

たったひとことで伝わる褒め言葉

<いいね・すごい>
・Nice!
・Great!
・Good!

<カジュアル>
・Cool!(いいね!)
・Awesome!(すごくいいね!)

<完璧!/ 最高!>
・ Fantastic!(考えられないくらい最高!)
・ Excellent!(200%最高だよ!)
・ Perfect!(完璧!)
・ Brilliant!(イギリス英語では代表的な「最高」を表す褒め言葉)
・ Amazing!(素晴らしい!)

相手の外見や物を褒める言葉

・ I like / love your ~(あなたの~が好き/大好き)
・That’s a cool ~(それはとても魅力的な~だね)
・good-looking (かっこいいね)
・That’s sick/ dope (いけてるね)

性格・行動を褒める・表す言葉

<性格に関して(personality)>
You’re so____
・kind(優しい)
・sweet(親切)
・dedicated(親身)
・supportive(協力的)

<行動に関して(behavior)>
・That’s my + girl, man, sis, bro …(さすが!)
・You did/ made it!(やったね!)
・You are very good at ___(上手だね)
・You’re talented/ gifted(才能があるね)

最上級に相手を褒める言葉

<「あなたは特別だ」という想いを伝えられる表現>
・You are different(あなたはやっぱりほかの人とは違うよね!=君は別格だよ)
・I’ve never met someone like you(あなたみたいな人に出会ったことない!)
・You’re the funniest parson I’ve ever met(今まで会ったひとのなかで一番おもしろい人だよ!)

こちらでご紹介したカジュアルな褒め言葉は次の動画内にて、その言葉のニュアンスを含めご紹介しています。
ぜひご覧くださいね。

【実践英語】#5 褒める『相手との距離をぐんっと縮めるための褒める英語♪』

6. まとめ

今回は英語での褒め言葉、また褒めるときの注意点についてご紹介してきました。

どんなに小さいことでも褒めることによって相手を喜ばせることができ、そしてそこからの会話も有意義なものになります。
褒める力というのは本当にすごいですよね。

この記事を読み終えた今から早速実践してみて、いつでも自分の英語として使えるように練習していきましょう。

LanCul英会話では今回ご紹介した「褒め言葉」のほか、教科書では学ぶことの出来ない、日常的でより実践的な多様な会話を学ぶことができます。
気になる方は下のプレビュー動画をチェックしてみてくださいね。

褒め言葉<プレビュー>

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